豚肉を生食すると危険のある食中毒や肝炎などの感染症・予防方法は?


2015年に厚生省が、牛レバーと豚肉や豚の内臓の生食を禁止し、これらの肉類の生での提供を飲食店に禁止してから約1年が経ちました。

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豚肉や豚の内蔵の生食禁止については、食品衛生法の規格基準を改正したことにより、事実上飲食店での販売、提供が禁止されました。違反した場合には、200万円以下の罰金または2年以下の懲役が科せられます。

そんな中、本日豚肉を生で出していたお店が発覚して、事件となりましたね。

豚肉は生食すると危険なの?

豚肉に限らず肉類には常に何らかの細菌がついており、常に食中毒の危険があります。しかし、豚肉や豚の内臓には特にE型肝炎への感染やサルモネラ、カンピロバクターによる食中毒の危険があります。特にE型肝炎については、私たちが最も感染しやすい経路の一つが豚の生肉や内臓なのです。

もちろん、豚肉以外にも野生のシカ肉やイノシシを生食しても感染につながりますが、一般の生活をしている人が野生のシカ肉やイノシシの生肉を食べる機会はそう高くありません。

 

豚肉の生肉を介して感染するE型肝炎はどんな病気?

豚肉の生肉を介して感染するE型肝炎ですが、慢性化するものではなく急性です。 潜伏期間は、約6週間ほどで発熱、悪心、腹痛、肝種大、肝機能の悪化が現れます。大半は安静にしていることで症状は回復しますが、たまに劇症化することがあります。また特に妊婦では妊娠晩期で感染すると劇症化することが確認されています。

治療については、現在のところ対症療法以外にありません。よって、特にお年寄りや妊婦さんは、できる限り豚肉や豚の内臓を生で食べることは避けるようにしてください。

 

 

 

豚肉の食中毒やE型肝炎感染は予防できるの?

豚肉の食中毒やE型肝炎への感染は、もちろん予防できます

1.豚肉や豚の内臓を生で食べないこと。

もし、あなたが豚肉や豚の内臓をものすごく好きであればつらい選択肢になるかと思いますが、身を守るための一番の方法は、生のまま食べないことです。

 

2.豚肉や豚の内臓を食べるときには、よく火を通して食べる。

これは、豚肉を買ってきて自分で調理する場合は、火をよく通す調整ができるので簡単な予防法だと思います。
気を付けなくてはいけないのは、肉団子にしたときや、ハンバーグにしたときですね。こういった形状に調理するとなかなか火が中まで通りにくくなり、生焼け状態になることもあります。

 

3.お総菜や加工品も注意

外食のときや、お総菜や加工品(ソーセージなど)を買った時はついつい、「できあいのものだからしっかり作られているだろう。」 と思ってしまいますが、細菌は繁殖するものですので少しでも残っていると増えることもあります。

買ったものでも一度しっかり温めなおしてから食べるとさらに危険を避けられますね。

 

 

まとめ

日本人にとって、味がしっかりしていて様々な料理に使用できる豚肉は欠かせない食品です。豚肉や豚の内臓を生食をやめるだけでなく、夏や湿気が多い時には特に取り扱いや調理に気を使って、予防しながら楽しみましょうね。

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